Q-info 第202号 2024年10月発行 【”一丁噛”が行く!】
第187回:サブスク
サブスクって言葉、聞かれたことがありますよね。
最近いろいろなものがサブスクで利用できるようになってきています。
サブスクとは、サブスクリプション(subscription)の略称で、一定期間、定額で商品やサービスを利用できる仕組みのことです。音楽配信サービスや動画配信サービスをはじめ、ソフトウェアの使用料、家具や洋服、更には車や住居までいろいろなサブスクが出現しています。
身近なサービスとしては、NetflixやAmazon Music、DAZNなどがあります。
日本語では月額課金制といわれますが、一定の期間を契約するものから、利用する限りずっと課金されるものもあります。
メリットは、初期費用や月額利用料が安いことです。クルマのサブスクでは1万円位から利用出来るものもあるそうです。
一方でデメリットは、使っても使わなくても料金がかかることです。特に申し込んだことを忘れていると、解約しない限り料金がかかりますので注意が必要です。
多くのサブスクは月々の費用が数百円から数千円、クルマなど高い物でも数万円で利用できるので、一度に大きなお金がかからず手軽に利用できることが広く使われ出した理由でしょう。
但し、月額が安いからといって油断してはいけません。数年にわたって使っているとけっこう高額になることもあります。
最近テレビコマーシャルでよく見かけるサブスクの販売管理ソフトがあります。HPで確認すると、初期費用15万円+月額7万円と書いてあります。
初期費用はともかくとして、月々7万円で販売管理が使えるなら安い!と思う人も多いのでしょうね。
ちなみに、5年リースでソフトを導入する場合、月額7万円のリース料を支払うとするとおよそ350万円のソフトが導入できます。『はんばいQ』だとかなりカスタマイズしたときの価格になりますね。
更に、サブスクだとそのソフトを使い続ける限り、費用がかかりますので、長く使うとかなり高価なものになってしまいます。
決してそのサブスクソフトをどうのこうのと言うつもりはないのですが、サブスクはしっかり考えないとけっこう高い買い物になってしまうことがあると言いたいのです。
私が重宝しているサブスクにDAZNがあります。プロ野球のテレビ中継がないときに、ニンマリしながら阪神の活躍を楽しんでいます。
このDAZN、野球のないシーズンでも月額料金はかかります。何も見なくても毎月料金は引き落とされます。サッカーやF1など、いろいろなスポーツを見るなら構わないのですが、私は野球しか見ないのでプロ野球シーズンが終わったら、解約するようにしています。そして翌年春にまた契約を再開しています。(DAZNの場合、休止期間が設定できるようになっています(^o^))
生活のあらゆるシーンに登場してきたサブスク、その便利さと安さでつい利用しがちですが、申し込んだことを忘れないように、また利用申込にあたってはある程度慎重に検討したいものです。
(一丁噛)