Q-info 第196号 2024年4月発行 【スタッフのつぶやき】
いつもお世話になっております.
システム開発部の真鍋です.
過去にもここに書いたかもしれませんが,私はギター弾きです.
かつては大きなアンプ(Marshall JCM900)を使っていましたが,
今はそれを手放し,コンピュータ上で動く音の再現技術(アンプシミュレータ+キャビネットシミュレータ)を利用しています.
ステージでのライブ演奏ではなく,主に録音が目的ですから,むしろこの方が都合が良いのです.
録音時にはギターの生音をそのまま収録し,後でDAWと呼ばれる音楽制作ソフトで上記のアンプシミュレータや,エコー,または音を揺らすようなエフェクトをかけて仕上げます.
以前はこういったエフェクト類も足元に多数のペダルを並べていたのですが,現在は1個もしくはゼロです.
これにより,数少ない機材で柔軟かつ高品質な音楽制作が可能となりました.
20代から30代のころ,山ほど荷物を持ってスタジオまで移動してましたが,今から思えば懐かしい思いでだと感じるとともに,現代の仮想化技術の時代に生きていて良かったと思いながら,今日もメタルを聴いております.
(システム開発部課長 真鍋 智貴)