Q-info 第168号 2021年12月発行 【Excelワンポイントテクニック】
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【新しいウインドウを開く】
エクセルで作業しているときに、先頭行と最終行を同時に見たいというようなことはないでしょうか? いちいちスクロールしていると大変ですよね。また例えば、途中の行の数字を変えたときに、最後の合計がいくらになっているか確認したいというようなこともありますよね。
そんなときに便利な機能が、「新しいウィンドウを開く」機能です。
表示→「新しいウィンドウを開く」を選択します。
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下図のように、「売上入力モニター.XLS:1」と「売上入力モニター.XLS:2」という二つのウィンドウが開きます。つまり、一つのファイルを2画面で表示している状態になります。どちらかで編集すると、もう一方の画面も変更されます。
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一方は、最終の合計を表示しておいて、もう一方で途中の値を変更すると、合計が変わったことが確認できます。
行数がたくさんある場合に、毎回スクロールしていると時間がかかりますが、同時に結果が確認できますので、スクロールしなくてすみます。
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