Q-info 第150号 2020年6月発行 【一丁噛が行く!】
第139回:テレワーク体験記
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点で4月上旬から一部社員のテレワークを実施し、緊急事態宣言が全国に発出された21日から全社員を対象にテレワーク体制に入りました。事務所も閉鎖し、やむを得ない場合を除いて出社を制限しました。
そんな状況のなかで、自宅での仕事が始まりました。
今までにも休日など自宅で仕事をしたことがありますが、気が向いたときにする仕事と違い、通常の勤務時間で仕事をするのですからなんとなく気が張ります。自宅ではつい気が緩んでしまうのではないかとの自信のなさからか、ちゃんとネクタイを締めてパソコンに向かい、12時になったら昼休みを取って食事をし、また1時から頑張るというパターンで取り組みました。
数日は特にどうと言うことはなかったのですが、日が過ぎるに従い疲れが増してきました。
今まで、一日中社内ににいてデスクワークをしていても、夜の7時や8時くらいまでは何の苦もなく仕事をしていたのですが、終業時間の6時が待ち遠しく思えてきたのです。一日中誰とも喋らず、動くのはトイレに行くときと昼ご飯をとるときくらい。
100%一心不乱に集中している訳ではないのですが、喋らないことと動かないことに対するストレスが溜まってきたのですね。
社員の中にはテレワークが合っている者もおりますが、どうも私には不向きなようです。とはいえコロナ対策上全社的に取り組んでいること。この経験が、働き方改革とは…、働き方の多様性とは…、を考える機会を与えてくれました。
(一丁噛)