Q-info 第148号 2020年4月発行 【IT雑情報】
【テレワーク】
今回は、テレワークについて書きたいと思います。
いま大流行しているコロナウイルスの対策として時差出勤・テレワークなどが提唱されています。
特にテレワークは運用の難しさ(仕事の成果報告やコミュニケーションなど)はあると思いますが、感染拡大のリスクを減らすには有効かもしれませんね。
テレワークとは、事務所には出勤せずに自宅やサテライトオフィスなどで仕事をすることで、いわゆる在宅勤務です。テレワークが可能な職種は事務、IT関連職、カスタマーサポート、営業、管理職などで、逆にむつかしい職種は、生産業・製造業、接客業・販売業、医療業・福祉業などのようです。
では、どんな運用ができるかを説明したいと思います。
会社のデスクにある自分のPCの画面を、自宅のPCから操作することになります。いわゆる遠隔操作ですが、これのメリットは、自宅のPCは操作をしているだけ、アプリやデータは会社のPCを使っている状態です。ですので、自宅にPCがあれば大丈夫です。
肝心の遠隔操作ですが、一般的な方法としては会社にVPNルーターを設置します。
自宅PCに、専用のVPN接続ソフトをインストール・設定し、自宅PCから会社のルーターに接続します。
次にwindows標準機能の「リモートデスクトップ接続」を起動し、事務所PCに接続します。
すると、あたかも会社のデスクで会社のパソコンを操作しているようになります。
また、簡易なものとしてはグーグルのリモートデスクトップ接続のように、VPNルーターなしでつながるサービスもあるようですがセキュリティ面では少し不安があるかも知れません。
(シンキチ)
youtube windows10リモートデスクトップ接続の紹介 https://www.youtube.com/watch?v=cfbIVPLiNe8
youtube Google Chromeの便利な機能Chromeリモートデスクトップ https://www.youtube.com/watch?v=2LVR9SfUq8A
※弊社では昨年、「時間外労働等改善助成金(テレワークコース)」を活用してUTM(統合脅威管理機能を持ったVPNルーター)
を設置し、セキュリティレベルを高めると共にテレワークが出来る環境を整備しました。今回、大変役に立っています。
テレワーク導入や助成金などのご相談等はお気軽にお問合せください。