Q-info 第128号 2018年8月発行 【一丁噛が行く!】
一丁噛が行く!第120回:ICカード
最近、あることを発見しました。
PiTaPaやICOCAをはじめ電子マネーや各種チケット、クレジットカードなどの非接触型のICカードを2枚以上、財布やパスケースに入れて改札をタッチするとエラーになってしまうってことはご存じですよね。これはソニーが開発したFeliCaと呼ばれる通信方式を採用しているもの同士では電波の干渉が生じることによって、うめく読み取ることができなくなるからなんですね。なので、私はPiTaPaを入れているパスケースには、非接触型のカードは入れないようにしています。
ところがですね、新幹線のExpress予約で使うEX-ICカードは、PiTaPaやICOCAと重ねて使うシーンがあるんです。
ICOCAなどで在来線の改札に入り、新幹線乗り換え口でEX-ICカードで入ろうとする場合、EX-ICカードにICOCAカードを重ねてタッチしなければならないのです。在来線の料金精算をする必要があるからかと思うのですが、同じFeliCaタイプのカードを重ねて、なんでエラーにならないんだろうと不思議に思いながらJRの改札だからそんなことができるようにしているんやねと勝手に思っていました。ですので、私鉄に乗るときやバスに乗るときなどは、PiTaPaを入れているパスケースからはEX-ICカードを抜いて使っていたのです。
ところが知人が常に一緒に入れて使ってるよというので不思議に思いながら、EX-ICカードをPiTaPaと同じパスケースに入れて恐る恐る使ってみたところ、近鉄でも地下鉄でも市バスでも、エラーにならずに使えるではありませんか。
ネットで調べて見たらEX-ICカードはFeliCaのシステムコードがPiTaPaやICOCAと異なるので2枚重ねても問題はないと書いてありました。
ということで、新幹線に乗るときだけEX-ICカードを財布などからゴソゴソ出す必要がなくなって喜んでいます。
(一丁噛)