Q-info 第71号 2013年11月発行 犬も歩けばサポート日記
犬も歩けばサポート日記シーズン2
シスポートのシステムはいろいろな業種・業態でお使いいただ
いております。こんな業種でこんな使い方をされているといっ
た事例をご紹介し、参考にしていただきたく思っております。
部長:昼食で入った食堂の湯豆腐定食はなかなか
良かったな。
さてボチボチ行くか!
ところで今日はどこに行くんだったっけ?
猫山:(-_-)
会社を出る前に言ったじゃないですか…
今日は○○食品さんを訪問します。
部長:おお、そうか!
何か旨いものを味見させてくれるかなあ。
猫山:○○食品さんは大豆加工商品を製造販売さ
れてます。また湯豆腐、食べます?
部長:それはさておきこちらのご要望はどんな
感じだったのかね?
猫山:まずはチェーンストア統一伝票の対応で
すね。それと価格の扱いがちょっと深い
感じです。
部長:何だ、その深いってのは?
猫山:いや、そこを突っ込まれても…
他にOEMも含め自社製品が結構あるの
で在庫管理もやりたいと言われました。
部長:チェーンストア統一伝票はよく分かる、食品の主要な卸先はやはり
スーパーだものな。でも客先には一般の食料品店さんもあるんだろ?
猫山:もちろんありますが、入力・発行が集中しますんでいちいち伝票を
差し替えていられません。よって○○食品さんでは自社の伝票とし
てチェーンストア統一伝票を使っておられます。また実際の修正に
あたっては当然のように入数・ケース数欄の追加と売価の入力・印
字が付いてきました。
部長:統一伝票という割には結構種類があるんだよな。それに意外と単価
も高いし…。それとその深い価格の扱いっていうのは?
猫山:はあ。どんなお店でも今日の広告の品!みたいなものがあるじゃな
いですか。そういった時のために卸価格も通常いくら、特価でいく
ら、と二段階になっています。よってはんばいQ自慢の最新単価機
能もそれぞれで記憶、マスターメンテナンスできるようにしました。
部長:売上を上げる時に通常か特価かを指定する訳だね?
猫山:まあそんな感じです。
部長:しかし在庫管理なんて可能なのかね? 食品だろ?
猫山:確かに。実際のところ賞味期限や消費期限別に管理したりはしてい
ません。ただ加工食品というのはそれなりに日持ちしますし月中は
さておき、この月末の在庫がいくらあるか?が知りたい訳でして。
○○食品さんでは棚卸機能を上手く使ってそのあたりを運用されて
います。
部長:そうか。ところでスーパーが得意先だとオンライン発注とか、そう
いった要望はなかったのかね?
猫山:確かにいつも話題には上がります。しかしコストをかけてそこまで
対応するだけの注文を確保できるのか?という問題もありますので
具体的な開発にはいたっていません。むしろ今の段階では標準的な
機能である取引分類、商品分類の設定をしっかり整理して売上分析
にも活かしていきたいとお客様は考えておられます。
部長:そうだね。省力化も大事だがまず売らないとね。省力化はそれから
でも十分間に合うよ。
猫山:そうこう言っているうちにぼちぼち到着です。
ここの社長さんは話好きでしてなかなか深い話が
きけるかも。
部長:そうか。君の洞察力もそれぐらい深いと言うこと
ないけどな!
猫山:いや、そこを突っ込まれても… 。