実務に合った販売管理・生産管理のシステムで業務効率の改善をサポートします!

京都府京田辺市河原平田23番地の16

0774-63-1131

Q-info 第120号 2017年12月発行 【読者訪問】

カテゴリー[コラム/Qinfo, 読者訪問]

読者訪問 第95回

お伺いした会社  株式会社テクノクリエイト
お話を伺った方  代表取締役 井上 忠男 さん
会社の所在地   〒600-8865 京都市下京区七条御所ノ内西町38番2
連絡先など    TEL 075-325-4440  FAX 075-325-4441
事業内容     理化学実験機器、電気系制御機器等の設計、製作
ホームページ   http://www.techno-create.jp

 今回は10月、NHKの番組「ルソンの壺」に登場された株式会社テクノクリエイトの
井上社長をお訪ねました。

その番組では「もう会社には頼らない ~熟年起業で“大逆転”~」という
タイトルで井上社長以下3名の社長が登場しました。

井上社長はまさにそのタイトル通り、勤めておられた会社を退職し
2001年1月、52歳で起業されました。創業から10年ほど立った2010年には
当Q-info 5月号の読者訪問第4回目に登場していただき、主力製品の理科実験機器に
ついてのお話を伺いました。

学校での理科実験の時に使う電圧計や電流計をはじめ、電源装置や各種実験機器を
作っておられるのですが、限られた市場故に製品自体にはあまり変化がありません。

なにか変わったのもないですか?とお尋ねしたら、前後どちらからでも見ることが
できる電流計を見せて下さいました。確かにユニークな電流計ですね。
普通は片方からしか見えませんがこれなら理科の実験しているときに便利ですよね。

主力はそのような理科実験用機器の製作ですが、5~6年前から少し別のことにも
チャレンジされてきています。

お知り合いが作られたドイツ製の事務機器等を輸入販売する会社に技術サポートを
するために、取締役技術部長の肩書きで参画されています。理科実験用機器は学校が
エンドユーザーになりますが、これから少子化が進んでいく中で学校市場について
将来的な不安もあるとおっしゃいます。

少し畑の違うところでもう一本の柱を、ということでその事務機器販売会社に
参画されたとのことで、しっかりした柱に育っていくことを期待したいですね。

 そしてまた更に自社が持つ電気系回路設計や制御システム制作などの技術を活かし、
理科実験機器に留まらず、一般制御機器などの特注制作にも力を入れはじめられました。

“こんな装置があったら良いなぁ”と思われたときには是非ご相談下さい。

 私とは2002~3年頃、井上社長が主宰されている起業家の勉強グループ
“Kyoto eggs”という会で知り合いました。その後、私が考案した体験型企業経営実践ゲーム
『バトルクレイン』を監修する一般社団法人にも副代表理事としてお入りいただいたり、
弊社の販売管理システム『はんばいQ』をお使いいただいたり…ということで、
現在に至るも大変親しくさせていただいております。

 起業したのは私の方が古いですが、私より2~3歳年上の井上社長のチャレンジ精神と
バイタリティには刺激を受けると共にも教えられることも多く、これからもますます
元気で良き先輩としてご活躍されますことを心から願っております。

(米田)