Q-info 第115号 2017年07月発行 【一丁噛】
一丁噛が行く 第108回:エコノミックガーデニング
エコノミックガーデニングという言葉をお聞きになったことはありませんか?
これはアメリカから入ってきた概念ですが、地域経済を『庭』、地元の中小企業を
『植物』に見立て、地域という土壌を生かして地元の中小企業を育てることによって、
その地域経済を活性化させ、地域全体を元気にするという政策をいいます。
エコノミックガーデニングに詳しい拓殖大学の山本先生によると「地元の企業が
成長する環境を作る政策」だということです。
アメリカコロラド州のリトルトン市では大企業の誘致による地域経済の活性化に頼らず、
エコノミックガーデニングに取り組み、1990年から2005年の15年間で
雇用数が14,907人から35,163人と2倍以上、税収は680万ドルから
1,960万ドルと3倍近く増加したそうです。
日本でも静岡県藤枝市や徳島県鳴門市などでエコノミックガーデニングの取組が
始まっていますが、そのエコノミックガーデニングに詳しい山本先生が京都で
講演されます。 是非、以下に記載の研修交流会にご参加下さい。 (一丁噛)