Q-info 第104号 2016年08月発行 【一丁噛】
いっちょかみ“一丁噛が行く! 第97回:祇園祭
7月は京都人にとっては特別な月。すなわち祇園祭の月なんです。祇園祭は
17日の山鉾巡行が有名ですが、7月1日から31日まで、1ヶ月間に
わたって繰り広げられる一大イベントなんです。(イベントなんていうと不謹慎かも
知れませんね。れっきとした“神事”なのですから・・・)
1ヶ月間にわたって・・・と言いましたが、ハイライトは17日の山鉾巡行と
神輿渡御(神幸祭)、前日の宵山、その前日の宵々山。(前祭…さきまつり)
また昨年から後祭(あとまつり)が復活し、24日にも山鉾巡行と神輿渡御(還幸祭)が
行われます。今年は15日の宵々山の日は気温が低くて涼しく、また宵山の日も
例年に比べてかなり涼しく感じられました。
私は八坂神社の近くで生まれ育ったので、祇園祭というと大変懐かしくもあり感慨
深さを感じます。しかし例年なかなか行く機会に恵まれなかったのですが、今年は
宵山が土曜日ということもあって、夕方から浴衣を着て出掛けました。
昨年は台風の影響で雨が降り9万人くらいの人出だったそうですが、今年は
土曜日でしかも比較的涼しかったこともあり32万人の人出だったそうです。
昨年から後祭が復活したといいましたが、その目玉は大船鉾です。
一昨年150年ぶりに復活した大船鉾、今年は152年ぶりに復元された装飾品「竜頭」が
取り付けられました。(→写真)
この記事を書いている今日は23日。後祭の宵山です。前祭みたいに四条通が
歩行者天国になったり、屋台が出たりしませんが、比較的空いていそうなので、
浴衣を着てまた出掛けようかと思っています(^0^)
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