導入事例【業務効率の改善〜こうじQsp】
今回は、工事業向け見積/売上/請求/原価管理パッケージ『こうじQsp』をお使いいただいている㈱山佐塗装工業様の代表取締役 山本 眞司さんにお話を伺います。
元々、他の業務ソフト(某カ○オの「○一」)を使っておられたのですが、単なる伝票発行だけではなく、しっかりとした原価計算をしたいということから、現場ごとの原価計算ができる『こうじQsp』を導入いただいたところ、業務効率の改善にもお役立ていただけているそうです。
まず㈱山佐塗装工業様の事業内容をお伺い出来ますでしょうか?
当社は、住宅・マンション・工場の外装工事、塗装・防水工事をメインに、リフォームや新築工事まで行なっている会社です。
元々は家具の塗装や建物の塗装を中心にやってらっしゃったんですよね。
そうですね。父親が1961年に家具の塗装をやっていたのが始まりです。そこから高度成長期に建物の塗装まで手掛けるようになり、私はそこで職人として家業を手伝っておりました。
平成8年に父親が急逝し、心の準備もないまま継ぐことになったので最初は大変でしたが、仕事を行っていくにつれて「これまでのような下請けだけでは駄目だ」「顧客と直接取引が出来るようにしよう」と思うようになったんです。
2012年に建設部を創設されたのはそのような経緯からだったんですか。
塗装だけでなく建築全般をやれるようにしなければと思いまして(笑)。
今では塗装50%、防水20%、建築30%の比率になっています。
建築のご依頼も多くなってきているんですね!
ありがたいことにそうなんです。
今後の展望として、建設業というのは基本的に分業化していて、当社のように塗装・防水・建築を一体的にやるところが少ないので、「塗装+防水+建築の融合」という強みを活かして建物を守る仕事、維持管理する仕事をやっていきたいですね。
そのように手広くやり始めようと考えられた事によって、これまでの業務ソフトでは賄えない部分が出てきてしまったのが導入のキッカケということですね。
元々、他の業務ソフト(某カ○オの「○一」)を使っていたのですが、現場ごとにしっかりとした原価計算ができず、細かい管理ができないことを問題だと感じていました。
きちんと管理できる販売管理ソフトやシステムを探していたところ、シスポートさんが開催されていたセミナー(『工事業における見積~売上~仕入~請求などの業務と、現場ごとの原価計算(工事台帳作成)が簡単に行えるソフトの説明会』)に参加させていただき、「これだ!」と思いご相談させていただきました。
『こうじQsp』は、当社が様々な業種向けシステムで培ってきた豊富な経験・ノウハウを融合させ、それを工事業・建設業向けに特化させた販売管理システムなので、「ここをこうしたかった!」という声にお答えできるソフトだと、自信を持ってご紹介しております!
実際導入してみて、これは原価管理の面とは別のお話になるのですが、複数のPCで運用できるようになったのはありがたかったですね。
これまでは一台のPCに業務ソフトを入れて、そのPCだけで運用していたのですが、『こうじQsp』は私だけでなく他の社員のPCからも使ってもらえるよう、4台のPCでのネットワーク仕様にして頂きました。
1台のPCにしか業務ソフトが入ってない状態だと、「あの人が今使ってるからこの入力は後にしよう」といった不便な面が出てきますしね。
当社のソフトはクライアントサーバーシステム(※)を採用しているので、今回は山佐塗装工業様にも活用していただきました。
※クライアントサーバーシステム:一つのサーバーにソフトを入れることで他のPCからでもそのソフトが使えるシステム
4台のPCで同時に接続できるのは、1台で運用していた時期を考えるとめちゃくちゃ便利になりましたね。
今後もしテレワークが必要になったときにすぐ対応できますし、その際はご相談下さい。
『こうじQsp』を導入していただいてから業務の方はいかがですか?
以前のソフトでは至らなかった部分が解消され、複数のPCでも使えるようになったことで、売上~請求業務の効率がぐっと上がり、順調に行えるようになってきました。
ただ原価管理はまだ活用しきれていない部分もあり、やりたかったように出来ていないんです。今は日報に専用のグループウェアを使っていて、将来的にはそことの連携もしていきたいと考えているので、これからもサポートしていただきたいと思っています。
お任せください!
㈱山佐塗装工業様の更なる業務効率改善に向けて尽力させていただきます。
塗装+防水+建築の融合という強みを活かして、『塗装・建築を通じ、住まいの未来を創造する』という経営理念のもと、ますます発展されることを祈っております。本日はありがとうございました。