Q-info 第180号 2022年12月発行 【“一丁噛”が行く!】
第166回:スケジュール管理
みなさんはご自身のスケジュールを手帳で管理されていますか? それともGoogleカレンダーのような電子スケジューラーで管理されていますか?
電子スケジューラーを使おうと思うとスマホのカレンダー機能もいろいろあって、どれを使おうかと迷いますね。一方、紙の手帳の種類も多く、胸ポケットに入れる小型のものからバインダー式のものまで豊富にあります。
私は10年以上前から、ずっと能率手帳の製品番号1771番を使ってきています。近年、能率手帳という品名からNOLTYという商品名に変わりましたが中身は変わらず、左ページに1週間のスケジュール表があり、右ページは罫線だけの自由メモ欄となっているスタイルのものです。
紙の手帳の最大の利点はその右ページのメモ欄なんですね。
備忘録としていろいろなことをメモったり、外出中にちょっと思いついたことを書き留めておいたり・・・・とその役割は貴重です。
会社で全社的にスケジュール管理をするのにGoogleカレンダーを使い始めて久しいのですが、オフィシャルなスケジュールはGoogleカレンダーに入力し、その内容を手帳に転記しています。
また、外出先などで決まったスケジュールは手帳に書いて、会社に戻ってからGoogleカレンダーに入力しています。
二度手間で面倒くさいのですが、サッサと書けて一覧性にすぐれている手帳の良さを捨てがたく、そんな使い方をずっとしてきているのですが、手帳に書いてGoogleカレンダーに入力し忘れていたとか、Googleカレンダーには入力しているが手帳に転記し忘れていたなどということが歳のせいか頻繁に起こるようになり、なんとかせなアカンと思うに至りました。
そしてついに今年の6月から意を決して紙の手帳を使うのをやめてGoogleカレンダー1本にしました。会社ではパソコンで入力、確認し、外出先ではスマホで見たり書いたりしています。確かにスマホでは紙にサッと書くというほど迅速性はないし、一覧性も紙の手帳には及びません。
しかし、転記ミスや転記漏れの事故は間違いなく防げますので、多少の不便さを感じながら半年が過ぎました。なんとかやっと慣れてきたように思います。転機漏れの恐怖におののくこともなくなり安堵しています。手帳の利便性に比べると少し劣る使い勝手の悪さも徐々に慣れてきて、データの整合性、共有性など、電子データならではのメリットを感じている今日この頃です。
(一丁噛)