Q-info 第165号 2021年9月発行 【“一丁噛”が行く!】
第153回:エアコン
今年の夏も猛暑が続き、暑い暑い といいながら毎日を過ごしています。熱中症警戒アラートなるものも発令されるなど、毎年暑くなっていくような気もしますね。さすがにエアコンのない家とかクルマなどはないかと思いますが、私が学生だった頃はエアコン(当時はクーラーと言うてましたね)なんてかなり贅沢品でした。クルマはもとより電車にもエアコンは付いてませんでした。窓を全開して走っていましたね。私は大阪の大学に通っていたので毎日阪急電車に乗っていたのですが、大学4年の時、1972年に冷房完備の5300系が京都線に登場しました。「冷房車」と窓に大きなステッカーが貼られていたのを覚えてます。なんかめちゃ嬉しかったですね。
その5300系の車輌は今も京都線で現役として走っています。電車の寿命って長いですね。
卒業して大阪の電子機器販売会社の営業マンとして勤めたんですが、社用車にはクーラーが付いてませんでした。最初からエアコン装備のクルマは少なく、あとから助手席のところに室内機をぶら下げる格好で取り付けていましたね。自分が乗っていた営業車にクーラーを取り付けてもらえたのは、入社して4,5年してからだったかと思います。
そんな時代から思うと今は天国みたいですが、エアコンの普及などで当時より外気温も上がり、温暖化も進んでいますので、何がいいのか、チョット考えてしまいますね。
(一丁噛)