Q-info 第159号 2021年3月発行 【“一丁噛”が行く!】
第148回:2020年度IT導入補助金成果報告
1月27日、今年度のIT補助金の最後の交付決定がなされ本年度のIT導入補助金事業は終了しました。
今年はコロナ対策などの観点も踏まえ、昨年度末に急遽、臨時公募がなされたり、コロナ対応策として、サプライチェーンの毀損への対応、非対面型ビジネスモデルへの転換、テレワーク環境の整備等に取り組む事業者によるIT導入等を優先的に支援するための特別枠(C類型:補助率2/3~3/4)が設けられたりしましました。
また、例年のような数ヶ月間にわたる1次~3次程度までの公募期間と異なり、ほぼ毎月程度で締め切って、第10次まで小刻みな公募が行われ、一度不採択になっても再度、次の締切でリベンジできたりしました。
弊社においては、臨時公募から第10次締切分まで、全17社、延べ24回の申請をお手伝いしました。
その結果、申請社数17社中、12社が交付決定され、会社ベースでの採択率は70.6%という結果を得ました。
交付決定された12社中9社が補助率3/4のコロナ特別枠(テレワーク対応)での採択で、一般枠(補助率1/2)は3社でした。
また、1社あたりの平均の補助対象額(システム価格)は233万円、補助金の額は177万円でした。
来年度(2021年4月以降)もIT導入補助金の公募はありますので、販売管理や生産管理などのシステムの導入をお考えの際には是非ともIT導入補助金の活用をご検討下さい。